個人としてではなく、法人としてSNSを活用している企業も多いと思います。最近ではTwitterやInstagram、YouTubeだけでなく、TiktokやLINEなどプラットフォームや業務も多岐にわたります。
ここでは商品を持っているメーカーとしての一般的なSNSの運用方法を挙げていきます。
パターン1
「ブランディング広告のみ」
ブランディング重視型の企業は、SNSアカウントで属人性を出さないように、広告をする際のプラットフォームとして利用しています。
そういった企業は個人のSNSに対してもコンプラ管理やブランディング教育をしています。
基本的には大規模なキャンペーンや新商品のローンチ時に大々的に広告のみを利用します。
パターン2
「告知、キャンペーン、広告、コミュニケーション、コラボ」
一般的な国内での使い方はこちらになるかと思います。
更にアクションで分けていくと、下記の2つに分かれます。
– 受動的なアクション
告知、キャンペーン、広告等を行い、ポジティブな反応には対応。ネガティブにも極力対応もしくは定型文などで対応。
– 能動的なアクション
積極的に関連タグや投稿、コメント、アカウントを探し、コミュニケーション、対企業とはコラボ等を行います。
SNSを利用する場合の注意点
– 担当者になったら
SNSの担当者になった場合の心構えとしては、ネガティブ・ポジティブともにコメントは商品の知名度が上がるにつれて増えてきます。そのため、一定の距離を保ちながら、そういうものだと思い、少し俯瞰的にフラットに対応されるとやりやすいかと思います。
実際に自社商品を使われているお客様のコメントやレビューは、キャンペーンや新商品開発にも少なからず影響してきますので、流れにのりながらも俯瞰的に使っていくのがいいかと思います。
– 目的を明確に
SNSを社内で運用する場合は、人的なコストが大きいです。また、外部に運用を委託する場合でも、高額な場合が多いため、事前に目的を明確にしておく必要があります。
基本的には売上をその目的にする必要がありますが、ユーザーとのコミュニケーションやロイヤリティ、ブランディングなどの場合でも、具体的な数値目標を立てるようにするのがいいかと思います。